ED・勃起不全の原因

勃起不全 現状

「なかなか勃起しない」「最近、性行為に自信が持てない」「たまに勃起しないことがある」「最後まで満足のいくような性交ができない」このように、EDといっても感じる症状は人それぞれです。

EDとは、「勃起機能の低下」を意味し、日本語で「勃起障害」あるいは「勃起不全」と訳されます。勃起不全の症状を専門的に見ますと、性交を行う時、十分な勃起が出来なかったり、維持できない状態を指しています。つまり、今まで性交が行えていたのに、満足できない状態の方は、勃起不全が疑われるのです。

ED(勃起不全・勃起障害)というと「勃起しない状態」だけを指すと思うかもしれませんが、「勃起までに時間がかかる」「勃起時の硬さが不十分」という状態もEDに含まれます。主な症状として、勃起しない状態や勃起しても維持できない状態、勃起の硬さが不十分、射精まで勃起が続かないなどがあり、性交が妨げられてしまう場合はEDの可能性があります。

勃起不全 原因

勃起が低下してしまう理由には血流と男性ホルモンの問題があると言われています。男性の勃起は血液がペニスに集中することで、硬くなりますが、血流の問題が体でおこっていた場合は、必然的に勃起がしにくいということになります。人間の血流問題は脳梗塞・心筋梗塞など命に関わるトラブルもありますが、それほど重症化しなくても、勃起力の低下などの症状が起きてしまうのです。

他にも危険因子として、脳卒中、喫煙、アルコール摂取、薬があります。特に高齢者で勃起障害を起こすことが多い薬には、降圧薬、抗うつ薬、ある種の鎮静薬、シメチジン、ジゴキシン、いくつかの利尿薬、抗精神病薬、違法薬物などがあります。ときにはホルモンの乱れ(テストステロン値が異常に低くなるなど)が勃起障害の原因になります。また、病気、疲労、ストレスなどの要因で活力が失われたときにも、勃起が困難になります。

薬剤

一部の種類の薬剤には、EDの原因となるものがあります。

・中枢神経に作用する薬剤:解熱、消炎鎮痛剤、抗不安薬、抗うつ薬、抗けいれん薬、抗精神病薬、睡眠薬を含む向精神薬
・循環器系に作用する薬剤:不整脈治療薬、利尿剤、降圧剤、血管拡張剤、高脂血症用剤
・消化管に作用する薬剤:消化性潰瘍治療薬、麻酔薬、抗コリン薬、鎮けい薬
・末梢神経に作用する薬剤:筋弛緩薬、鎮けい薬、麻酔薬、抗コリン薬

また、慢性腎不全の方や血液透析を受けている方では、ホルモンが変化したり、全身の動脈硬化や神経障害が次第に進行するためにEDが起こりやすくなります。そのほか、椎間板ヘルニア、脊髄腫瘍、多発性硬化症などの疾患、生まれつきの病気により陰茎の形が性交に適さない場合なども、EDの原因となることがあります。

大したことはないと思っていたちょっとしたことが原因でもあるので、勃起不全の症状を改善したいのなら、自分の勃起の状態を見極める事から始めるのが大切です。現在では、EDを専門とするクリニックや医薬品が多数ありますので、自分にあった対策を検討しましょう。